■ 伊勢市・新道商店街のお好み焼き屋『おもかげ』2009.11.4

以前は双子の高齢なご婦人が経営してみえた『おもかげ』。
スタイルはそのままご子息に受け継がれ、今でも店は健在だ。

高校生の頃、ここへちょくちょくとお好み焼きを食べに行った。
金属製のコップに具が盛られ、自分でコネコネして焼く。
裏返して焼く折に、遠目でジッとこちらを見ていて、ポンポンとたたいていると
『いかん、いかん!』と怒られたものだ。
伊勢の『金さん銀さん』ともいわれ、みんなに良く知られた親しみやすい方達であった。



つい先日、伊勢在住の友人と新道の様子を探りにいって、暖簾を見て思い出し、食べに入った。
この様子を東京に住む友人へ宛ててメールしたところ、なんと
『水を入れるコップがワンカップ大関の空き瓶だった記憶があるけど
写真を見るとちゃんとしたアサヒビールのコップやね』
という返事が返ってきた。
記憶力もすさまじいが、こうして私達が馴染んだ記憶をこの瞬間に共有できて、嬉しい思いだった。

今もスタイルは変わらない。店の中は今でも昭和の時間が過ぎていくような錯覚。
この日、私達は親しんだ味に舌鼓を打った。



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