■ 『世界遺産のまち紀北町』
春夏秋冬
2009.11.22

 パンフレットは春夏秋冬の4冊で構成され、季節ごとに副題が入る。
 この季節は『歴史にふれる秋の紀北町』となる。また各パンフレットにはA4サイズのイラストマップが折り込まれていて、それぞれ季節によって異なる懲りようだ。内容も重複していない。マップは記事とも連動していて、よく出来たパンフレットだ。

 秋。記事は食や熊野古道の散策となる。タラタラと目を通すと、8ページ目に『江ノ浦橋』の写真があった。江ノ浦に架かる橋は2つあり、外に面した大きな橋は『江ノ浦大橋』といい、形から通称『アルファ大橋』とも呼ばれるそうだが、あまり耳にしない。

 まだ大きな橋が出来る前、小さいほうの橋『江ノ浦橋』は1944年の東南海地震で、流されてきた大きな船もろともに一度流失している。当時の人に伺った話では、小学校は現在と変わらず西小の位置にあり、生徒は校庭に出たものの、ミカン畑のある裏山の方に非難しなおしたそうである。江ノ浦近辺では流失した家屋はあるものの、小学校の被害は床上浸水程度のもので済んだらしい。津波は相当な高さがあったらしいが(ちょっと漠然とした説明だな〜)、地形のせいか被害状況はばらばらで複雑だったようだ。

 この小学校、当時はトビウオが校庭に飛び込んできたこともあるらしい。江ノ浦から飛び込んできたトビウオを、近くのおばあさんが拾いにくることもあったそうだ。
 もともとトビウオは春になると河口近くに集まる習性があるらしく、おそらくこの時期ではなかったかと思う。
 
 私はこの魚のお刺身が大好物である。鮮度が命だが、獲れたての刺身は少しばかりねっちりとしていて、甘さも格別の逸品だと思う。とにかく旨いのだ。私は南島町(現・南伊勢町)の漁師さんに頂いたのが初めてだった。
 この辺りでは刺し網で獲ることはあるらしいが特には獲らないらしい。もっぱら日本海側での『アゴ漁』が現在も盛んらしい。

 パンフレットは紀北町商工会が企画・発行。
電話0597-47-0576 『道の駅マンボウ』横にある観光案内所に常設されている。

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