■ 『神の庭』
伊勢・日本がここに在る
2009.10.25

 表紙が美しく、つい手にとって見たくなる。実際は表題にあるような『日本がここに在る』という内容にはちと乏しく、神々しいお話は4ページほどにすぎない。しかし、情報源としては意外と興味深いものもあり、新発見もある。
 が、おいおい…。伊勢の観光地そのものが『神の庭』かよ〜。自分ちの庭までも伊勢にあるから神の庭かよ〜。持ってくなよ〜。
 
 その情報源としては、下の画像にもあるように、『餅文化』に焦点を当てて書かれているページがあったり、細かい字でさらに細かい振り仮名が付いていて、顕微鏡がないと読めないような、つらい字がたくさん並んでるページがあったりして…。うわぁ〜、やだよ〜。
 最近目が弱ってきた私は途中から読む気も失せてしまった…。が、『河崎商人館』などは非常に綺麗な写真で紹介されていて、本物以上だ。製作はいかにもパンフレットを扱いなれたプロだ。プロの作品なのだ…。


 さて、今回はパンフレットに記載されている『伊勢うどん』のお話。

 最近では『ご当地』でなくても、県外でこの伊勢うどんを食すことが出来る。以前友人が仙台に転勤になったときも、『お〜い、こっちにも伊勢うどん屋があるけど〜』と言いついでに調査もしたらしく、どうやら食材は『伊勢産』であった。
 この店では、伊勢うどんの食材としては概ね1番のシェアといわれる伊勢の商店から、うどんの玉とツユを直接仕入れていたのである。もちろんうどんの玉は日持ちが悪いので、必要とあらば頻繁に仕入れをしているらしい。

 伊勢うどんの玉にも、伊勢の食堂ですらバラつきがあるが、概ね日持ちのしない太くて腰の無い麺が多用されている。
 パンフレットによれば、伊勢うどんの原形が初めて姿を見せたのは江戸時代以前らしいが、後のお伊勢参りブームの頃になると『待たせず手早く参拝客に出せる』ように、茹で時間を気にせず常に茹で続け、必要な時に釜揚げできたのでコシのない極太の麺が誕生した、とある。


 さてこれは、パンフレットにある『伊勢うどん』の一般的画像である。
 店によって出し方も色々とあるし、好みでそれぞれあって良いかとも思うが、多くの場合ネギのトッピングはあるものの鰹節を振りかけることはあまりない。玉子を落として『月見』とするのも個人の好みによるが、これもあまり無い。(濃い醤油味のドロドロツユに鰹節というのもクドイといえるかもしれない。)
 
 私も、ちょくちょくお腹が空いては色々な店で食べてみているが、微妙にマチマチで、やはり自分好みの店に繰り返し通うことになってしまう。これは概ねその店が使うツユの『醤油の味』、そして麺の食感に起因する。
 
 なお、伊勢うどんを食堂で注文して出されると、初めて見る人は『ツユが無い!』と驚かれることもある。
 ツユは丼の底にドロリと溜まっているので、上下しっかりかき混ぜ、十分絡めてから食べるのだ。これが、『伊勢うどん』である。
 

※このパンフレットは、伊勢の有名観光地であれば概ね手に入るが、発行元の記載はない。



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