■ 『わたらいおでかけ案内帳』2009.2.6

 度会町の名所などを紹介するパンフレットだ。『度会』はワタライと読む。地元近辺ではドタライと冗談交じりに読む若者もしばしば。

 度会といえば、地元では『度会茶』や、宮川を連想する方が多い。最近ではハイキング人口も増え、登山道へのアクセスも容易な、整備された広域基幹林道『麻加江小萩線』を利用する方が多いと聞く。中でも獅子ヶ岳(標高733m)は頂上手前からの眺望も美しく、人気の山である。この山の北側からは注連指(注:シメサスと読む。チュウレンシではない。)を経由して登山するコースもあり、初夏にもなれば有名な『トリカブト』の群落も見受けられる。
 
 さて、上記の基幹林道『麻加江小萩線』。現在は獅子ヶ岳のすぐ隣の七洞岳(ナナホラダケ:標高778m)近くを経由し、一之瀬川上流まで至る長〜い林道となった。また、トイレや駐車場などが完備された獅子ヶ岳すぐそばの峠からの展望は、それこそ伊勢平野を丸ごと楽しめる。空気の澄んだ日は富士山も見えるとのことだが、私はまだ拝んでいない…。ちなみに獅子ヶ岳付近の山は『日の出の森』と『ルネッサンスの森』に分けて紹介されている。また、この獅子ヶ岳では、今現在風力発電の有望地として予備観測が行われている。県内では青山高原に設置されている、アレである。まだ観測中なので具体的には分からないが、適地と評価されれば近隣の山も含めて20数機の設置が予定されるようだ。

 もうひとつ、度会町といえば『一之瀬川』を忘れてはならない。もちろん有名な宮川に隣接する町ではあるが、この一之瀬川のファンも多い。上流には倭姫命(ヤマトヒメノミコト)が休息をとった場所として言い伝えられる『乙女岩』、その近くには話し声が聞こえ、山の霊がいるときこりに恐れ伝えられた『おおむ岩(注:おうむではない)』などいわれのある名所もあり、手短かに訪れることが出来るのも人気の理由だ。
 そのほか『火打石』の地名の付く場所もあるが、この火打石、古くは伊勢神宮に奉納されていたという歴史がある。現在この石は以前よりさらに小さくなっている。県の天然記念物であり、安易に削りとっていくのはどうかと思う次第だ。
 他、ドライブも兼ねた散策に手頃な度会町の魅力を上手くまとめたパンフレットだといえる。尚、一之瀬川の風景は、当サイトの動画アーカイブズ4月と6月でも紹介しているので、ご覧いただければ幸いだ。
 
発行:度会町役場総務企画課
電話0596-62-2421
 



Copyright(c)www.japonum.com

[サイトトップへ戻る]

CGI-design