■ 『平家ゆかりの郷』
一宇郷
2008.12.20

 伊勢市では平家落人の地としてよく知られた、矢持(やもち)町と横輪町。2006年のNHK大河ドラマでは、阿部寛演じる平知盛(平清盛の四男)は壇ノ浦の合戦で体に鎖を巻きつけて海の底に沈み自害したとされるが実際には確証がなく、従者30人と共に伊勢の船江に上陸し、伊勢平氏の所縁により外宮の長官横地光忠の保護を受けてこの地に隠れ住んだと云われているそうだ(半分はこのパンフレット記載による)。話は上手く出来ていて、壇ノ浦では鎖を巻きつけているから遺体が出ないのも都合がいい。
 
 さて、パンフレットはとても綺麗に仕上がっている。ただイラストマップに描かれている範囲はとても広く、一日で歩いて回れるものではないので注意されたい。
 春になれば付近一帯は『横輪桜(ヨコワザクラ)』の公園として整備されているので、花見を兼ねて散策するのも面白い。ちなみに横輪産の米は美味しいといわれていて、直売施設でも販売されている。またこの施設では伊勢うどんなどの軽食も利用できるので便利だ。近くにある鷲嶺水穴(シュウレイスイケツ)の情報誌もここで入手できる。この水穴のある鷲嶺、パンフレットによれば吉川英治の小説「宮本武蔵」に剣豪の修行地として登場するらしく、山頂の鷲嶺観音は壇ノ浦に向かって平氏の冥福を祈っている、とある。

(社)伊勢市観光協会発行:伊勢市本町14-6
電話0596-28-3705
庁舎でも入手可能。パンフレット表題の一宇郷は【イチウゴウ】と読む。ウを省略してイチウゴでもよい。名前の云われは勢州伊勢の国覆盆子谷(イチゴダニ)からくるらしいが、当地にある覆盆子洞は【フボンジドウ】と読む。



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