■ 『紀和町鉱山資料館』2008.12.14

 『紀和町鉱山資料館』がある紀和町は、三重県と奈良・和歌山の県境にほど近い山あいにある。車で七里御浜から標識を頼りに湯ノ口温泉を目指せば、30分あまりでたどり着くだろう。道も一部を除いてほぼ複線で、道幅もあり走りやすい。また近くの『湯ノ口温泉』には、トロッコ電車が瀞流荘との間を行き来する。瀞流荘から湯ノ口温泉までは極端に道幅が狭くなる。対向車も多いので、瀞流荘をベースに、トロッコを利用して湯ノ口温泉まで往復するのも面白いかも知れない。

 当館は、黄銅鉱や蛍石の原石をはじめ、採掘されていた頃の時代を上手く紹介した施設であり、イケメン等身大の人形がブースに展示されていて驚かされる。2階に展示された蛍石の原石は非常に見ごたえがある。また、施設の入り口近くには足湯が用意されていて、そこからさらに裏を流れる川に架かった橋を渡れば、当時の鉱石の捨て場(ズリ山)があり、黄銅鉱や黄鉄鉱、方解石の微細な結晶が観察できる。
 この資料によれば、当鉱山は、昭和の初めに『フェロシルト』で有名になった石原産業株式会社が『紀州鉱山』として銅山開発に着手、以後閉山までの44年間常に先駆的な技術開発と最新技術を導入したもので、近代鉱山活動の歴史を知ることが出来るものであり、当時の紀和町の繁栄振りがわかる、とある。また別資料によれば、当鉱山は1934年に開設されたらしい。
 このパンフレット、内容は薄いがよく出来ている。当館は町制施行40周年記念事業の一環として建設された、県下唯一の鉱山資料館と書かれている。地味な施設だが、私はこの感じが大変好きである。最寄の湯ノ口温泉に行かれる場合など、是非組み合わせてみてはいかがだろうか。

問い合わせ先:紀和町鉱山資料館 電話05979-7-1000

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