■ 『瑞賢ゆかりの地めぐり』マップ 〜南伊勢町東宮〜2012.10.16

 三重県南伊勢町にある『河村瑞賢生誕の地』、東宮(とうぐう)。瑞賢の像をはじめ、東宮資料保存館など、地味だが面白い施設がある。
 まず『河村瑞賢』の像だが、クリスマスにはサンタクロース装束だったりと大忙しだ。『南伊勢町東宮資料保存館』には、平成24年10月現在、火曜日、木曜日、金曜日(だったかな…?)の各午後に、展示品を説明してくださる方がみえる。
 特に私の大好きな縄文土器関連や、安政元年だったか2年だったかに清国の船が南伊勢町田曽浦に難破した事件の説明が面白く、『歴史秘話ヒストリア』でも紹介してほしいような内容だった。
 時は江戸。鎖国時代で幕末の安政。とある絵図からは、マストの折れた清国の帆船を長崎まで約半年をかけて『ろかい船』で曳航する経緯が読みとれて面白い。時のアルバイト代は、『1日米2升』だったらしい。資料は当時の原本が展示され、清国の乗員らと書簡でやりとりしたメモも展示されているが、内容には水やら食料がほしいやら、何やら色々と書かれていて、漢字は通じるものだと思わされた。また、お話の要所要所に、鎖国・幕末のキーワードが背景にある当時のお役人の動向が垣間見える。こりゃ、久々のヒット作だ。

 さて、前回の台風による海岸と貝類への影響の調査のために、阿曽浦の海岸を訪れた。ひと通り終えて、時間がたっぷりとあったため、秋晴れの下、久々にすぐ近くの奈屋浦へといってみた。大きな船舶がたくさん係留されていたのが遠めに見える。近づいてみると、丁度地元の大船団『清洋水産』の船『清勝丸』6隻が、停泊しているところだった。
 お話を伺うと、今頃は八丈島などの近辺に向かうことが多いそうだが、これらの船舶はもちろん世界中を航海する。すぐ前の輸送用船舶は283d、2500馬力。他、こんな船ばかりあわせて6隻まとめて見ると圧巻だ。この目の前の乗り物には、とてつもなく莫大な金額が掛かっているのはいうまでもない。
 
 燃料補給後に、ちょこっと移動のために2500馬力が呼吸を始めた。『ドルリ、ドルリ』と、目の前ですばらしいエンジン音を奏でている。接岸側の右舷から巨大な渦が沸き起こり、船体が少しずつ岸壁から離れだした。そして少しばかり後退し位置を確認。再接岸のために真新しい青や黄色の太い繋留索が岸壁の乗務員に渡され、船はしっかりと係船柱(ボラード)に固定された。


関連記事は『地域を画像で見る』のコーナーにて。(ここをクリックしてください)
 今回のパンフレット(裏面なし巨大リーフレット)はA3サイズ。当方対応できるスキャナがないので、半分サイズの連結となっている。※うまく重ねられず、見苦しくてすみません。



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